忙しい人向けのまとめ
Xcodeが使えるならXcodeから追加する
使えない場合、Unity2017.3以降にしてPlayer Settingsから追加する
またはUnityCloudBuildのConfigでXcodeのバージョンを9以前に戻す
環境
Windows7 Professional 64bit SP1(開発機)
Unity 5.6.3.p1
UnityCloudBuildでipaを作成、Application Loaderでアップロード
ITMS-90704エラーとは
「1024xサイズのマーケティング用アイコンがないよ」というエラーです。これは2017年9月にリリースされたXcode9が新たに該当のアイコンを要求するようになったためで、Xcodeを9以降にバージョンアップするとこのエラーが出ます。
この問題を解決するには、Xcode9で該当アイコンを追加してあげれば大丈夫です。こことかここを参考に。
が。
Xcode9じゃないと追加できません。自分の環境ではXcodeを操作しないため追加が出来ません。
Xcodeでのビルドに切り替えるのは避けたいので別の解決法を探してみました。
解決方法1
issueトラッカー(Issue ID 925595)にありました。2017.3では修正済みのようなので、Unityをアップデートして該当アイコンを追加すれば解決です。
(おそらくPlayer SettingsのApp Store Iconsで設定しますが試せてないので不明…)
解決方法2
しかしそれ以前のバージョンでは修正されてなさそうです。古いプロジェクトなのであまりUnityのバージョンを上げたくないな…と思いUnityCloudBuildのConfigを眺めていたら閃きました。
「ビルドに使うXcodeのバージョンを9以前に戻す」です。
Xcode9が要求するならXcode9じゃなければいいじゃない、という裏ワザ的発想。本来は前述の方法で対応すべきですが、これでエラーもなく公開出来るようになりました。