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iOSアプリに有料アイテムを追加するときにハマったこと

Posted in 技術記事

ダクスパのAndroid版には課金システムを入れてあるのですが、iOS版に実装するのをすっかり忘れてたので実装しました。
先人達が丁寧な手順を書き残していたため気楽でしたが、いくつかハマったのでメモ。
アプリ側の実装については触れません。

3行まとめ

BankingInformationはローマ字で検索すること。更に日本の銀行コードは無効
ローカリゼーションの「メタデータ不足」は罠。「審査に関する情報」を埋めること
スクリーンショットの解像度はマニュアルの数字にピッタリ合わせるのが吉。

環境

Windows7 Professional 64bit
GoogleChrome
Android版では実装済み

手順

課金アイテムを登録

対象のアプリから「機能」>「App内課金」を選び、右画面中程の「App内課金(0)+」の+アイコンをクリックします。
ここで色々設定をしますが1部ハマった所がありました。
なにやらローカリゼーションの項目がエラーしてそうな表示ですが、表示名や説明をいくら更新しても変わりません。どうすればいいかというと…
一番下の「審査に関する情報」のスクリーンショットを登録することでエラーが無くなります。
この画像は課金画面を写したものです。審査メモは空欄でもエラーは出ませんが、画像の説明を入れたほうが審査が通りやすいと予想されます。

なおこのスクリーンショットも曲者で、マニュアル上の解像度を満たすだけでなく、アスペクト比も合わせる必要があるようです。
「iOSでは少なくとも640×920が必要です」とありますが大幅に超えててもダメでした。また920×640でもダメでした。(おかげで横画面ゲームなのに縦で登録するハメに…)iOSアプリの場合は大人しく640×920で作るといいと思います。

「送信準備完了」に変化すれば(黄色い表示のままなのが腑に落ちませんが)設定は無事終了です。

契約/税金/口座情報を登録

この項目は以下のサイトを(大いに)参考にしました。

アプリ開発ブログ(仮): 有料アプリ販売のための登録

一つハマったのは、BankInfo(銀行)の登録部分です。ZenginCodeに銀行コードを入れてもエラー、BankNameに銀行名入れてもエラーで途方に暮れていたところ、ふと英字部分を入れたら…

でました。ZenginCodeは銀行名と支店名を合わせたもののようです…部分一致ではダメなので、銀行名をローマ字表記で検索するのが無難でしょうか。

Contract Info、Bank Info、Tax Infoの3つを設定し、ボタンが白くなれば設定完了です。

アプリをアップロード

新しいバージョンのアプリをアップロードします。課金アイテムを追加した場合、その審査はアプリのバージョンアップと一緒じゃないとしてくれないためです。

審査へ提出

アプリのアプデと同じく、右上の「審査へ提出」ボタンを押して審査してもらいます。課金アイテムが有効になるかはレビュアーの機嫌次第です。

最後に

そうそう何度もしない作業は情報が少なかったり古かったりで大変ですね…この情報が誰かの役に立てば幸いです。

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